法定相続人が兄弟姉妹になる時に、
その兄弟姉妹の内で、すでに亡くなっている人がいる場合には、
その子供(甥や姪)が、代わりに法定相続人となります。

逆に言えば、亡くなった方の兄弟姉妹が生存していれば、
その兄弟姉妹の子供(甥や姪)は、
法定相続人になることはないということです。

亡くなった方から見て、
甥や姪が法定相続人になるケースは、
大きく分けて次の2つのケースがあります。

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1つは、上記のように、亡くなった方の兄弟姉妹の内で、
すでに亡くなっている人がいる場合に、
その兄弟姉妹の代わりに、甥や姪が法定相続人になるケースです。

このケースでは、亡くなった方(被相続人)よりも前に、
兄弟姉妹が亡くなっているということが重要で、
用語としては、代襲相続と呼ばれています。

なお、亡くなった日の確認については、
戸籍に記載されている亡くなった日付を、
正確に確認しなければなりません。

具体的には、たとえば、
亡くなった方(被相続人)が平成28年2月29日に亡くなった場合、
兄弟姉妹の内で、それよりも前に亡くなっている人がいれば、
代襲相続になり、甥や姪が法定相続人になるというわけです。

たとえ、被相続人が2016年3月1日に亡くなって、
兄弟姉妹が2016年2月29日に亡くなっていたなど、
兄弟姉妹の方が1日早く亡くなっていた場合でも同じで、代襲相続となります。

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甥や姪が法定相続人になる2つ目のケースは、
亡くなった方(被相続人)が亡くなった後で、
その兄弟姉妹が亡くなった場合です。

具体的には、たとえば、被相続人が2015年に亡くなった場合、
法定相続人であった兄弟姉妹が、その後で亡くなれば、
その兄弟姉妹の子供(甥や姪)が法定相続人になります。

このケースでは、内容的には、相続が2回連続で発生していることになり、
1つ1つの相続(被相続人と、亡くなった兄弟姉妹)の、
法定相続人を考えていく必要があります。

つまり、被相続人が亡くなった時点では、兄弟姉妹が法定相続人でしたが、
その後で兄弟姉妹が亡くなったため、
亡くなった兄弟姉妹の法定相続人も特定する必要があるわけです。

このケースの場合、亡くなった兄弟姉妹に配偶者と子供がいれば、
どちらも法定相続人となります。

父親が亡くなれば、その配偶者(母親)と、
その子供が法定相続人になるのと同じ考えです。

用語としては、数次相続と呼ばれているもので、
1つの相続が発生して、その相続手続きが完了する前に、
さらに次の相続が発生していくといったものです。

つまり、相続が数次的に発生するわけですので、
元々の相続を何もせずに放っておけばおくほど、
2次的、3次的、4次的・・・と相続が連続で発生し、
元々の相続が非常に複雑になることもあります。

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法定相続人は何人いて、誰々なのか?を簡単に調べる方法はこちら⇒ 相続人